2015年2月14日土曜日

北陸新幹線

久しぶりの北陸。京都から金沢、富山と回り、飛行機で東京に帰ったが、金沢も富山もいよいよ来月に迫った北陸新幹線の開業で大盛り上がりで、金沢は駅周辺の地下道が整備され、西口側も見違えるようにきれいに整備されていた。一方の富山はまだ工事が続いていて、列車を降りてから臨時改札口にたどり着くまでずいぶん歩かされた。思えばこの数年間、富山駅は来る度に駅の入口が変わっている気がする。東京では昨年から北陸新幹線のテレビCMが流され続けていて、あれではこの冬に北陸を旅行しようと思っていた人が思いとどまるのではないかと思ったが、そのためか金沢も富山も観光客らしき人が少なく、ホテルも驚くほど安かった。東京に住んでいる者としては空港が遠い金沢へのアクセスがよくなることは有難いが、富山でお会いした人が大阪にはもう何年も行っていないといわれていたように、北陸新幹線の開業が東京への一極集中にさらに拍車をかけるのではないかと思う。そしてそれを強力に後押ししているのが大阪を本拠とするJR西日本であるのが皮肉に思える。