2021年4月11日日曜日

吉村劇場

危機を煽ることで自分の人気が上がると思ったら「もっと東京」と都内観光を呼びかけていた舌の根も乾かぬうちに緊急事態宣言などといい出すコロナの政治利用甚だしい都知事と一緒にしては申し訳ないが、実際の感染状況も把握せず、検査数(分母)も明らかにせずにまた緊急事態宣言などといい出す大阪府知事もいかがなものかと思う。厚労省が昨年の4月に行った抗体検査で東京で0.6%、東北で0.4%の人がすでに抗体をもっていたというのに、未だにたまたま検査を受けて陽性と判明した人を「感染者」と呼んでいること自体ナンセンスと気づくべきだろう。彼は同じように若い北海道知事が比べられるが、後者はもっとひどい。人の行き来を止めずに感染拡大防止などできるはずもないのに、すぐに何の効果もなかったことが証明された単独の緊急事態宣言などやり、道の経済にダメージを与え、上京して同じく初動を誤って国に取り返しのつかない経済的ダメージを与えた前首相と会見して親密ぶりをアピールしてお茶を濁す始末。夕張のリゾートを中国企業に安売りし、それを高値で転売して大儲けさせ、雇用を守る約束も反故にされたというが、老害も困るが若ければいいというわけでもないだろう。