2013年10月13日日曜日

ロンドン

ロンドン郊外の顧客との打ち合わせを終え、市内に戻るために駅に戻ったところ、列車が3分ほど遅れているとのアナウンス。ところが3分経っても列車は来ず、アナウンスされる遅れが3分から5分、5分から7分へと増えた挙句に突然、運休するとのアナウンスが流れた。「遅延ではなく最初っから運転していないんじゃないか!」と文句をいいたいところだったが、駅で待つ人たちは慣れた感じで表情一つ変えない。ところがようやくやって来た次の列車もパディントン駅への到着が遅れ、さらにパディントン駅から乗ったタクシーが渋滞に巻き込まれ、午後の面談に20分も遅れるという失態を演じてしまった。ホテルに戻るタクシーの中で運転手が「ロンドンの鉄道会社は客に切符を買わせてホームに入れておきながら何の前ぶれもなく突然運休する」というので「それでも客は怒らないのか」と聞くと、文句をいっても何も変わらないのでいうだけ無駄とのことだった。日本は遅延が日常化しているJR東でも突然の運休というのはあまり聞いたことがなく、日中であればまず予定した時間に目的地に着く。今回はロンドンということでだいぶ時間に余裕をもたせたつもりだが、それでも足りないとなると行動範囲を狭めるか、面談の数を減らすしかない。ロンドンにあまり長く滞在したくない私としては実に有難くない話だ。