2013年4月13日土曜日
北京
黄砂もPM2.5も対岸の火事というくらいに思っていたら、急きょ出張で北京に行くことになった。風向きのせいか、着いた当日の空気は日本のニュースで報じられたほどひどくはなく、日の光も差して快適な陽気だったが、前回来た2年前から交通渋滞がますますひどくなっているようで、空港からホテルに着くまでずいぶんと時間がかかってしまった。北京に来る楽しみはやはり食事で、本場の北京ダックは上海や香港で食べるものとは異なり、粗砂糖で食べるクリスピーな皮は格別だ。今回は2泊3日の短い滞在ながら、二晩連続で食べることができて大いに満足した。帰国当日はまた風向きが変わったのか、テレビのニュースで見たような大気汚染が町全体を覆い、そこから逃げるように朝のフライトで帰国の途についた。北京ダックは捨てがたいが、やはり住むのはちょっときついかもしれない…。