ここまで日本を落ちぶらせた現与党と、メディアに露出する知識人風の隠れ支援者がこぞって反共産主義のキャンペーンを展開するのは実に気味が悪い。まじめに一生懸命働いている人たちが報われない社会をつくっておきながら、その人たちが共産党の支持に走ることを阻止しようとメディアがネガティブキャンペーンの一翼を担うなどいつの時代の日本に戻ってしまったのかと思う。その家に生まれてこなければ総理大臣どころか国会議員になる器でもない人間が、中学生レベルの漢字も読み書きできないのに父親のコネで大学に入り、勉強もせず成績も最悪だったのにふつうの人では到底入れないような大企業に就職し、自分の祖父の出身地を自分の地元と偽って国会議員になるのだからもはやジョークのレベル。自分や妻が不正に関わっていたら総理大臣どころか国会議員も辞めると啖呵を切りながら、嘘がばれそうになると役人に公文書を改ざんさせ、公務員を自殺に追いやっても涼しい顔で国会議員でいつづけるようなKUZUレベルの人間だ。そのことに気づかない(あるいは関心をもたない)国民も国民で、もはやこの国の凋落は止めようがないのかもしれない。
2021年10月4日月曜日
斜陽
日産自動車がバルセロナの工場を中国の同業(長城汽車)に売却するというニュースを聞き、16年前にレノボがIBMのPC事業を買収したときのことを思い出した。当時はまだ日本人の中国メーカーに対する信頼が低く、NECの事業部長はIBMの顧客が日本メーカーの「草刈り場」になっていると愉快気にいっていたが、ほどなくしてそのNECのPC事業もレノボに飲み込まれた。モノづくり日本などと世間知らずにいい続けた日本の公共放送も最近はさすがにいわなくなったが、日銀が名だたる上場企業の大株主になるくらい買い支えてきた日本株の実力値はどれくらいなのだろうか。「政府保証債」とみて買ってきた外国の機関投資家が売り始めたら目も当てられまい。
2021年10月3日日曜日
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