まん延防止ってまん延していない前提だけど、大阪の検査数が東京を超えた途端、感染『判明』者も東京を超えたのだから、地域に偏りなく検査した数に比例してあぶり出されるほど全国的にまん延していると考えるのが自然。武漢が都市封鎖になるまでに500万人の市民が国内外に出ていて、その多くがアパレル産業でつながりのあるイタリアと日本に来ていることに加え、日本は3月まで入国規制をせず、世界的な流行が始まった後も700万人もの人を無検査で入国させたのだから、日本人はすでに集団免疫を獲得しているという学者の方が説得力があり、人の移動を制限するのは逆効果となる。頑ななまでに感染状況を公表しようとしない政府がまん延させてしまった事実を認めない限り、このばかげた経済破壊活動は続くように思える。
2021年4月11日日曜日
吉村劇場
危機を煽ることで自分の人気が上がると思ったら「もっと東京」と都内観光を呼びかけていた舌の根も乾かぬうちに緊急事態宣言などといい出すコロナの政治利用甚だしい都知事と一緒にしては申し訳ないが、実際の感染状況も把握せず、検査数(分母)も明らかにせずにまた緊急事態宣言などといい出す大阪府知事もいかがなものかと思う。厚労省が昨年の4月に行った抗体検査で東京で0.6%、東北で0.4%の人がすでに抗体をもっていたというのに、未だにたまたま検査を受けて陽性と判明した人を「感染者」と呼んでいること自体ナンセンスと気づくべきだろう。彼は同じように若い北海道知事が比べられるが、後者はもっとひどい。人の行き来を止めずに感染拡大防止などできるはずもないのに、すぐに何の効果もなかったことが証明された単独の緊急事態宣言などやり、道の経済にダメージを与え、上京して同じく初動を誤って国に取り返しのつかない経済的ダメージを与えた前首相と会見して親密ぶりをアピールしてお茶を濁す始末。夕張のリゾートを中国企業に安売りし、それを高値で転売して大儲けさせ、雇用を守る約束も反故にされたというが、老害も困るが若ければいいというわけでもないだろう。
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